米粉の「もちっと」感をあえてなくしたい!
そこで今回は、
米粉パンを小麦粉パンっぽく仕上げるために、材料を2種類試してみました。
- コーンスターチ
- 大豆粉
この2種類です。
配合するのは、米粉に対して10%。
食感、フンワリ具合どう変わるか?
米粉パンを小麦粉パンに近づける!
- コーンスターチ、大豆粉、どちらも配合は米粉の10%
- その分米粉は10%減らす
- さとうはブラウンシュガー
- 油はこめ油使用
- 180度13分、同時焼きあげ
「米粉パン」発酵直後の様子
左:コーンスターチ
右:大豆粉
大豆粉をいれた米粉パン。
高さをキープしたまま、ふんわりと発酵しています。
パン生地の骨格がしっかりしているのか、
つついてみると、固さもいい感じにありますね。
(とはいえ、乾燥による固さではなく、しっとりしているので◎)
続いて、コーンスターチ入りの米粉パン。
横広がりに発酵しています。
ふんわり、というよりかは「ふわぁ~」っと横に流れる。
固さも、大豆粉と比べて頼りない印象。
高さの違いは歴然!
同じくらいのg数でこの差は分かりやすい。
大豆粉入りの右の米粉パン生地が「高さある」パンになっています。
コーンスターチの右の米粉パン生地は、やっぱり裾広がりなイメージですね。
焼成後
左:コーンスターチ
右:大豆粉
裏側。
右の大豆粉のほうが、焼き色もしっかり入る!
コーンスターチ入りは、発酵後の形をキープして、
横広がりのパンになりました。
まずは、大豆粉入りの米粉パン。
ちぎってみます。
噛んだ後も、この通り
ボリュームが戻ります。
一度つぶされても、ふんわりと高さに戻っていく。
そして、色づき。
右の大豆粉いりの米粉パンのほうが若干、
焼き色が付きやすいことが分かりました。
大豆ならではの香ばしさが出て美味しい~~!!
友人にも比較で食べてもらったので、感想をのせておきます。
お次は、コーンスターチ入りの米粉パン。
ちぎってみます。
かんでみると・・・
かんだ衝撃でちょっと「かさが減る」。
食べたときの食感をお伝えするためにのせました。
断然、大豆粉のほうが高さがでています!
噛んだ後も、フンワリと生地が戻りました。
友人にも比較で食べてもらったので、感想をのせておきます。
やはり大豆粉に比べて、餅っと感が感じられるとのこと。
ただね、米粉パンのもちっとが好きな人(わたし(笑)
もいるので、正解はないんですよ!
ただ餅っとが好きな私でも、
【大豆粉】米粉パンの方が、小麦パンっぽい!
噛んでみた後の様子をみても・・・
もう、大豆粉のフワッと感がすごいんです。
小麦粉パンのように、「ふんわり~」ボリュームUpしたパンがいいのであれば、大豆粉入りをお勧めします♪
比較実験の記事もよんでみてくださいね。
>>>【共立米の粉】フライパンで作る米粉パン【富澤】どっちが美味しい?