かりっと香ばしい!米粉のカルツォーネ。
中にはミートソースがぎっしり!
高さを出すことで、まるでパン屋さんのようなクオリティに仕上がります。
米粉パンを小麦粉パンらしく焼く方法
今回のカルツォーネ、小麦粉パンのように「かりっと!」焼くととってもおいしい!
米粉パンを香ばしく「小麦粉パンのように」仕上げる方法をまとめました。
以下のアドバイスで、小麦粉パンのような香ばしさや風味、食感に近づけられますね♪
- 焼成温度を上げて香ばしさを引き出す
米粉パンは水分を含みやすいため、焼成時の温度を少し高めに設定することで、外側がパリッとし、香ばしい風味が引き出されます。オーブンの温度は小麦粉パンよりも10~20℃高く設定すると良いでしょう。 - 材料の内訳を変えてみる
グルテンに代わる成分としてタピオカ粉や片栗粉を少量加えることで、小麦粉パンならではの歯切れの良さや、ふんわり感を演出します!(今回はアーモンドプードルで香ばしさをプラスした米粉カルツォーネでした) - 焼成前に水スプレーを使用する
焼成前にパン生地の表面に軽く水をスプレーすることで、表面がしっとりと保たれつつ、焼き上がりにカリッとした食感が生まれます。これにより、小麦粉パンに近い食感に仕上がります。 - オリーブオイルやココナッツオイルで風味をプラス
風味豊かなオイルを加えることで、パンにコクが出て、香ばしさも増しますね!特にオリーブオイルやココナッツオイルは、焼成時に香りも広がり、より小麦粉パンに近い風味を楽しむことができます。 - 焼き上がり後にバターやオイルを塗る
焼き上がったパンの表面にバターやオイルを塗ることで、香ばしい風味が強まり、食感もカリッとしやすくなります。これにより、小麦粉パン特有の風味が再現されます。(塗りすぎると、べたつくので少量でいいです)
米粉パンをより小麦粉パンに近づけられる工夫は、たくさんありますよ♪
とじめが甘いと、中身の漏れ出に注意!
手にフィリング具材がついてしまって、
手がベタベタ・・・!
この状態では、さらに油分がパン生地に付着し、どんどん泥沼化(とじめをとじられない)していきます!
いったん手を水で洗い油分を落としてから
成形するように心がけてくださいね!^^
米粉パン具材のアイディア100
米粉パンにフィリングとして活用する具材。
100個考えてみました!
ぜひ今後の米粉パン作りに役立ててみてくださいね〜〜♪
みんなのQ&A
中に入れる具材がゆるい・・例えば、
- 水分の多いミートソース
- ゆるめのカスタードクリーム
などは、横に広がりやすいので、「平たく、平らな感じでパンに包む」形状になりやすいです。
カルツォーネのように、「パン自体の高さをだす」成形の時は水分量がすくない具材をまずは選ぶようにしましょう。ミートソースであれば、鍋にいれ加熱すれば水分をとばせますね!
どうしてもゆるい具材しかない!
という場合は、具材を包む前にパン生地を伸ばす作業・・・ここで「おおきめ」「広め」に生地を広げておきます。
そうすることで、横に流れやすい具材をいくぶんか包みやすくなりますよ^^
(大きな風呂敷の方が、たくさんの荷物を包みやすいのと一緒ですね)
パン屋さんサイズの米粉パンであれば、220度以上〜15分程度でカリカリになります。ただし焼き色の弱いオーブンであれば230度以上〜で焼くのがおすすめですね。
あとはパンの中に入れた具材!
この具材が「生」のソーセージや加熱が必要な具材のときは、しっかり焼かないと生焼けになることがあるので注意。
パンの中にいれた具材が生の場合
- 高温で短時間焼くか、
- 中温でちょい時間長めで焼くか
米粉パンは、乾燥に弱いので
前者の「高温で短時間」をおすすめします!
かなりカリカリに!フランスパンのような硬さを目指すのであれば240度〜250度で予熱し、予熱完了後も5分ほど待って庫内の温度をしっかりあげるといいですね♪