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グルテンフリーパン焼き比べ
一番左:きなこ入り米粉食パン
真ん中:かぼちゃフレーク入り米粉食パン
一番右:きなこいり米粉食パン
粉はすべて熊本県産ミズホチカラ使用。
混ぜがたりないと、米粉パンの焼き上がりはどう変わるのか?
また食感はどう変わるのか?
3種類同時に検証してみました!
しっかり混ぜた生地
充分に混ぜた、
混ぜ6分の生地がこちら。
(混ぜ3分→油を入れて3分)
表面は油をぬらず、
水のスプレーのみで焼成するため表面がこのような焼き上がりになります。
小麦パンの場合、この表面だと「どうした?!」
となりますが(笑)、米粉パンの場合はこの焼き上がり具合で正解。
切ってみます。
山なりに食パンの形になっています。
気泡も程よいバランス具合。
こちらが発酵の仕上がり状態です。
目立つ気泡がぼこっと見え始めてる。
レシピの配合量によりますが、
まったく気泡が表面に出ていないのは発酵不足です。
今回は室温24度(10月の日中)、
常温発酵30分で行いました。
焼成は180度予熱で、
180度35分です。
やや混ぜが足りない生地
かぼちゃフレークを入れた
かぼちゃの食パン。
(粉量200gのうち、フレーク10g)
混ぜが十分だったことで、表面が「やや平」になっています。
もうすこし山なりに
高さがほしいところ。
混ぜがたりない生地
こちらは、混ぜが完全にたりない生地です。
全体で3分のみの混ぜ。(手動)
下側が「ういろう化」していますね。
米粉パンのういろう化
水分がたまって、その生地の部分だけねちっと餅のようになる現象
焼き上がりを写真で比較
もう高さの違いが歴然と!
一番左:混ぜがたりている
真ん中:混ぜがややたりない
一番右:混ぜがたりない
ここまでくるとわかりやすいですね。
「混ぜ充分」と「混ぜ不足」の
左右は高さが2倍近くかわります。
【グルテンフリー米粉パン】3種類を食べ比べ
全て魚焼き機でリベイクしました。
ミストスプレーをふりかけて焼くことで、
外側の乾燥が防げます。
外はサクッと、なかはふんわり。
もちっと感が嫌いな場合は、
ぜひトースターか、魚やき機がおすすめです。
意外な結果!まぜ不足が美味しい?!
一般的には「混ぜ不足」の食パン生地は
おいしくない・・・ういろう化で微妙。
餅っぽい。と言われています。
・・がしかし、
「パンの食感ってほんまに好みやな・・・」
そう痛感。なんと私的には一番混ぜ不足のパンがおいしかった(笑)。
一番左:混ぜがたりている生地
→そとサクッと、ふわっとしてる
真ん中:混ぜがややたりない
→そとサクッと、中ややもっちり
一番右:混ぜがたりない
→そとサクッと、中もっちり~♡
その「もっちり」具合が、ほどよいくちどけでした。
個人的には混ぜが足りないパンが美味しい。
人によって、好きな食感はかわります。
もちもちが好き!
サクッとが好き!
カリカリ、中ふんわりが好き!
あなたはどんなパンが好きですか?
見た目的には高さは出ませんが、
私は若干(ほんの少しという所がポイント。ういろう化が多すぎると餅になって食べられない)ういろう化した食パンが好きでした♪
自分にとってベストなパンを探してみてね。
餅っぽくなる原因とは?!